
ローディーkazのいまさら聞けない業界用語! 〜さあ行ってみようぜ!2008〜
第13回
ころがし【korogashi】
コンサート等で演奏者がモニターするために使う床置きのスピーカーの事。
ちなみに転がっている状態という意味での語源であると推測されますが、決して転がして運んではいけません!(笑止)
通常の現場であれば、たいてい見かけるものでEV(エレクトロボイス)のロゴが入っているものがもっともポピュラーでしょうか!?
そもそも、“ころがし”とは、客席に向いているメインスピーカーでは舞台上の演奏者が、それぞれの立ち位置や楽器のパートごとに演奏するための必要な音が得られないために設けられ、便宜上、“ころがし”は各場所で必要な音が得られるようにセッティングされています。
結果、基本的に客席の出音とは異なる場合が多い。
という事は、観客席の音はメインミキサーで楽器それぞれの音量バランスを調整されたステレオ(2チャンネル)の音ですが、ステージ上は、ギターが大きかったり、歌が大きかったりベースやドラムが大きく聞こえたりするという多チャンネルな音場なのであります。
という事は、動き回ると聞こえが変わってしまうという事を意味します。
ころがしの最大の利点は、自分の楽器の生音やアンプ出しの音を聞きながら普段の練習に近い音で耳に入るという事でしょうが、弱点は、動くと聞こえが変わってしまうのです。(これ以外と大変!)
更に、“ころがし”の数が多いと聞こえは良くなるがコストが高くなり、ハウリングが出る機会も多くなる。 逆に少ないと、演奏者から“聞こえない!”と不満がでます。
プロの現場では、機材や技術を必要に応じていくらでも用意できますが…
はい、ここから本題です(笑)。
無料LIVEを実践するパフプロにとって、“ころがし”とは一種の“あこがれ”ですが、その憧れの 長澤ま●み とは、物理的にも精神的にも無理なので交際はできないのです。???????
芸能人とは付き合えなくても、似た女性とはお付き合いできます。
その女性が“イヤホン”さんなのです。(とても解りづらい例えでごめんなさい。)
イヤホンモニタリングの最大の利点はもうお解りのように、莫大なコストがかからないという点です。
人数分の“ころがし”よりも、人数分の“イヤホン”の方がはるかに財布に優しく、地球環境にも優しいはず?!
おまけにステージ上のどの位置に立っても聞こえは同じですから演奏に集中できます。
ところが、いい事ばかりでもない。
夢の中で甘い言葉をささやく 長澤ま●み とは違い、イヤモニ子さんは、自分の身の丈を解らせてくれる超現実的な女性なのです。
解りづらいので言い換えると、自分の声を録音して初めて聞いた時の様な恥ずかしさがあるのです。
というのも、必要最小限の音しか耳に入ってこない分、自分の演奏は良く聞こえる。
という事は、自分の下手さ加減が良く解るという事です。 さらには、自分の音にドン引きするハメに遭うという事になります。
もちろん、ナルシストな方は自分の音にドン引きはしませんが、たいがいの方は、音のダイレクトさに戸惑います。
しかし、慣れると心地よい!
自分の身の丈を知り、あきられないように努力しましょう!!
結論
“ころがし”とは、パフプロにとって 長澤ま●み
以上
2008/02/19 (Tue)